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カスタマイズ開発
Liferay Portalはポータルとしては非常に強力な製品で、標準でも多くの機能を持っており、インストールしてすぐ使い始めることができるようになっていますが、より柔軟で細やかな要望に対応するために、カスタマイズもしやすくなっています。
Liferay Portalではカスタマイズの方法は利用目的や影響範囲の違いに応じて、以下のような方法があります。
- ポートレット
- フック
- レイアウト
- テーマ
- Extプラグイン
- ソースコードの修正
- Webモジュール
aegifは、Liferay Portalの各カスタマイズポイントの特性や、標準機能のカバー範囲、カスタマイズによる影響範囲を熟知しており、パフォーマンス負荷や、将来のスケールアップやメンテナンスコストをふまえて、最適なカスタマイズ方法を選択して、開発を行います。
以下ではaegifで行ったカスタマイズについていくつかご紹介します。
ポートレットプラグインの開発
ポータルでは機能を追加する際には、ポートレットと呼ばれるアプリケーションを作成し、それをポータルに登録するやり方が一般的です。
aegifでは
- 社内の他システムへワンクリックでアクセスできる連携ポートレット
- 社内メンバーの資格取得状況を管理し、リマインダ通知するポートレット
- 自分の作業管理を行うためのTodoリストポートレット
など数多くのポータルの開発実績があります。
テーマ開発
Liferay Portalでサイトの見映えを大きく変えるものとしてテーマというものがあります。
テーマを適用することで、背景色やアイコンのイメージなどを自由に変更することが可能です。
aegifではWebデザインの専門会社と連携し、画面のアイコン画像やイメージ図に即してテーマの開発を行っています。
リソースインポート用のフック
Liferay Portalはページの表示には、ユーザのログイン情報やアクセス権限など必要な情報を収集して、ページを動的に生成しているため、一般的な静的コンテンツの集まり(フォルダ階層および複数htmlファイル)でWebサイトが構成されている場合には、そのまま移行することはできません。
移行するにあたっては、静的サイトのコンテンツをLiferay Portal上のWebコンテンツして登録しなおすことで、同じ見映えのページを作成していくことになります。
しかし、ページの作成を手作業でおこなう場合は移行するページの数が多くになるにつれて作業も増えるため、現実的には限界があります。
aegifではそのような場合で利用できるように一括でコンテンツを登録できるようなフックプラグインを作成しています。
ある特定フォルダ以下のコンテンツ全てを取り込み、リンク情報を規則に従ってLiferay Portalの構成に合致するように変換し、ページを自動生成して、取り込んだコンテンツをそのページに配置します。
このフックを利用することで、静的サイトの移行を格段に早く、手間をかけずにおこなうことが可能になります。