Liferay 機能紹介
シンプルなUI開発
Liferay Portalは、イントラネット、エクストラネット、チャネルなど、いろいろなタイプのWebサイト開発を簡単に行えます。特に、ログインしてパーソナライズされたサービスやビューを使うものや、コンテンツのアップデートに対応したワークフローを使った承認機能や、既存の複数のサービスを集積するようなWebサイトにとって有効です。Liferay Portalは全てのエンタープライズシステムをエンドユーザ向けに使いやすい一つのインタフェースとして統合する単一のプレゼンテーションを提供しています。
柔軟性の高いエンタープライズ統合フレームワーク
Liferay Portalはユーザや管理者や開発者がバックエンドやレガシーアプリケーションのコンテンツやサービスを統合するときに、中心となるプレゼンテーションです。LiferayはプロプライエタリのAPIはもちろん、SOAP、REST、RSSなど複数のメソッドの統合をサポートしています。
Out-of-the-boxツール
Liferay Portalはすぐに利用できるポートレットを他の製品より数多く提供しています。60以上のポートレットが最初から組み込まれており、自分の環境用に好きなようにポートレットの配置をカスタマイズできます。 Liferay CMSやLiferayコラボレーションも含まれており、Web配信やコンテンツ管理、コラボレーション、ソーシャルネットワークなどが提供されています。
セキュアなシングルサインオン(SSO)
Liferay Portalはコンテンツやアプリケーションを1カ所に集約します。セキュアなSSOを介してログインを一度すれば、異なるシステムの情報を全て利用することができます。
カスタムフィールド
管理者はデータベースを変更すること無しに、Liferayに対して直接、ユーザ属性(名前、会社、日付など)のカスタマイズ、編集、追加や変更が行えます。
Liferay 6ではこの機能をページ、Webコンテンツ、ブログエントリ、ドキュメント、画像、ブックマーク、フォルダ、フォーラムのメッセージ、カレンダのイベント、Wikiページなどにもサポートするように拡張しました。
また、Liferayは開発者が自分のカスタムポートレットで独自のエンティティ用のカスタムフィールドをサポートするために利用できるフレームワークを提供しています。
ルールエンジンの統合
Droolsによる高度なパーソナリゼーションは、「状況に応じたパーソナリゼーション」、つまり、ユーザのロケーションやアクティビティや自分で定義したプロフィール属性などに基づいてユーザがコンテンツや機能を指定することを可能にします。
ユーザグループ, 組織, サイト
Liferayユーザは現実のものと似ていますが、階層的な「組織」や、階層横断的な「ユーザグループ」に属します。これにより自由度の高い設定と管理しやすさが達成されます。
例えば、アメリカおよびヨーロッパ・中東・アフリカなど様々な場所にいるメンバーは複数の組織にそれぞれグループ化される一方、「Webサイトの再デザイン」などは、プロジェクトベースまたは部門ごとのチームはユーザグループとしてまとめられます。Liferayは「サイト」というものを提供しています。組織とユーザグループはサイトに追加され、固有のページやコンテンツ管理システムや共有カレンダや認証などのWebプロパティが付与されます。ユーザは複数のサイトに属しますが、サイト間は簡単に移動できます。
SOAフレームワーク
Liferay PortalはオープンソースのSOAストラテジに従って開発されているため、エンタープライズアプリケーション統合に関して、世界中の企業から選ばれていいます。重要な情報を扱っている、既存のHR、会計、販売システムなどを統合するごとができます。
パーソナルユーザページ
全てのユーザはパーソナルページを持つことができ、ユニークなフレンドリーURLを持つWebサイトとして公開することも非公開にすることもできま す。スペースのデザイン、表示するツールとアプリケーション、ドキュメントライブラリの内容、参照権限のあるユーザなど全てをカスタマイズすることができます。
ロールベースのコンテンツ配信
Portalは複数のユーザタイプに対して、そのユーザロールやグループや組織や各人の設定に応じて、単一のURLへのアクセスおよびユニークなページビューを許可します。Liferay Portalでは、管理者によるコントロールやユーザによるカスタマイズが行われており、コンテンツやファイルやコミュニティやアプリケーションを誰が編集・パブリッシュできるかなど、エンタープライズなコンテンツポリシを決定するための中心となるプラットフォームが提供されています。
シングルクリック設定
Liferay Portalのインタフェースは反応が良く、動作が速いため、組織の誰もが簡単に楽しんで使うことができます。ページレイアウトの変更、新しいアプリケーションや コンテンツの追加、ルック&フィールの変更といった一般的に時間のかかる作業が、ページを更新することなく数クリックで行えます。
動的なドラッグ&ドロップ
Lifray Portalはこの機能を備えた初めてのポータルです。ユーザは単に目的の場所までドラッグ&ドロップするだけでポータル上の様々な項目を移動できます。
ワークフローのフレームワーク
Liferay Portalは、Liferay Workflow APIを通じてユーザ自身で作成したのカスタムポートレットに対してワークフローを実現できます。これにより、以下の効果が期待されます:
- より良いエンドユーザエクスペリエンスがもたらされる
- Liferayワークフロー管理ツールの再利用により開発チームの手間を省く
- サポートされている全ての種類のワークフローエンジンをシームレスに統合する
ユーザドリブンなワークフロー&承認機能
コンテンツ用に埋め込まれているワークフローだけでなく、独自のワークフローを作成し、固有のビジネス要件と作業の必要性に基づいた承認パスを定義することもできます。
管理者は、新規ドキュメントがドキュメントライブラリにアップロードされる前に新しい承認プロセスを実装することができます。
監査&パフォーマンスモニタリング
管理者がポータルのパフォーマンスを監視しやすくし、リソースを最適化するために、Liferay Portalでは管理者は全てのポートレットやポータルページに関するキーパフォーマンスの統計(ヒット数/ページ、平均時間/ヒット、最大時間/リクエストなど)にアクセスできます。その一方で管理者はポータル監視機能によりポータル内でのユーザアクティビティを追跡し管理することができます。
Liferay Syncによるデスクトップからのアクセス
Liferay Syncにより、Liferay Portalでの作業と自分のデスクトップでの作業がシームレスになります。Liferay Syncはローカルデスクトップをドキュメントライブラリに自動的に同期します。
ローカルファイルでの変更は自動的にドキュメントライブラリにアップデートされます。
検索とタグ付け
Webコンテンツ、ドキュメント、掲示板のスレッドなどにタグを付け、重要なコンテンツや興味深いコンテンツを他のポータルユーザと共有することができます。
ユーザは、ポータル全体、コミュニティ内、Wikiや掲示板などの特定のポートレット内の必要な情報を検索することができます。
多言語対応
30の言語に対応し、国際企業や多言語企業でも使用することができます。1クリックで言語の設定を切り替えることができ、また、簡単に言語を追加することもできます。
OpenSocial
OpenSocial1.1をサポートしており、開発者はWebサイトにソーシャルな機能を追加できます。また、ユーザはOpenSocialにより、ガジェットから構成されるWebベースのソーシャルアプリケーションをページやサイト上で直接配備し、管理できます。
Liferay Social Office
Liferay Social Officeはエンタープライズ向けのソーシャルコラボレーションソリューションです。仮想的なワークステーションとして、コミュニケーションを効率化 し、時間を節約し、チームの結束を強め、生産性を高めます。また、わずらわしいIT作業は必要ありません。好きなときにログインして思うままに使うだけです。