IFRS(国際財務報告基準)対応支援コンサルティング
日本の動向
(3)その他の主要なコンバージェンス項目
CESRにより指摘された26項目以外にも、IASBとASBJのコンバージェンス対象となっている項目があります。これらの項目はそもそもCESRにより指摘される前から、IFRSと日本基準との差異として認識され検討してきた項目のほか、IASBと米国財務会計基準審議会(Financial Accounting Standards Board:FASB)とのコンバージェンス動向を受けて検討してきた項目もあります。これらの項目についても、各専門委員会にて検討が進められており、既に対応する会計基準等がリリースされている項目もあれば、今後、新しい会計基準等がリリースされる見込みの項目もあります。
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・既存の差異に関する項目(例示)
- セグメント情報
- 関連当事者開示
- 過年度遡及修正
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・IASBとFASBのコンバージェンスに関連する項目(例示)
- 財務諸表の表示(包括利益等)
- 収益認識
- 負債と資本の区分
- 1株当たり利益