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null Liferayの活用事例 取引先ポータル

Liferay DXP(ライフレイ デジタル・エクスペリエンス・プラットフォーム)は様々なソースから情報を集約し、ユーザーにパーソナライズされた最適なデジタル体験を提供するプラットフォームです。
その用途は多岐にわたり、公開Webサイト、カスタマーポータル、取引先ポータル、コラボレーションイントラネット、システム統合プラットフォームなど様々なシーンで利用されています。
本コンテンツではその中で、販売代理店などの取引先と情報共有を行うパートナーポータルでのLiferayの活用事例を紹介します。
 

自社の商品を販売代理店を通じて提供している企業にとって、その取引先との関係向上は重要な戦略の1つです。DX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に進めている先進的なB2B企業は、パートナーポータルを通じて、取引先との自社との間のコミュニケーションストレスを無くし、取引先に最適なデジタル体験を提供することで、自社製品の魅力やキャンペーンを効果的に伝え、競合製品よりも自社製品を多く販売してもらうことに成功しています。
Liferay DXPで構築したパートナーポータルでは以下のようなことが実現できます。

取引先ごとにパーソナライズされた情報を提供

多様化するニーズや消費行動にあわせて細やかな販売戦略をたてることが不可欠になっていますが、地域や販売チャネルごとに異なるキャンペーンを実施する場合、取引先によって必要な情報は異なります。
Liferay DXPで構築されたパートナーポータルは、取引先の属性に基づいて情報が表示されるため、大量の不必要な情報に伝えたいメッセージが埋もれることはありません。
取引先にとって有用な情報のみが表示されるようになれば、自然と頻繁にパートナーポータルを閲覧するようになり、さらに自社に対するエンゲージメントを高めることができます。
 

複数の製品・ブランドを単一のプラットフォームで管理

数の製品ラインやブランドをもつ企業の場合、取引先ポータルもブランドごとに構築することが少なくありません。
しかし、ブランドごとに情報を確認したり手続きを行うことは取引先にとって高い負荷となります。
グループで1つのパートナーポータルを用意し、その中に取引先が関与するブランドの情報を集約することで、取引先の負荷を減らし、最適なデジタル体験を提供することができます。
また、M&Aなどでブランドが増えた場合も、既存のパートナーポータルのインタフェースを利用したままバックエンドのシステムを連携させることで、スムーズな展開をはかることができます。
 

社内業務システムを統合

Liferay DXPはAPI経由で様々な業務システムと連携することができます。
マーケティング情報から受発注、アフターフォローまで取引先とのコミュニケーションをパートナーポータルに一本化することで、取引先とのコミュニケーションミスを減らすことができます。
また、社内業務システムと連携することで、ブラウザの行動履歴だけでなく、業務システムから得られる情報(パートナーレベルや、販売額、達成率など)をもとにパーソナライズすることができ、エンドユーザに提供したい業務システム上の情報を、パートナーポータルを介してセキュアに/パーソナライズされた形で提供することができます。
 

デバイス横断の一貫したデジタル体験を提供

Liferay DXPであれば、一つのパートナーポータルをWeb、タブレット、スマートフォンと様々なデバイスで表示することができ、どのデバイスからアクセスしても一貫したデジタル体験が提供されます。取引先は外出先からでも必要な情報にすぐにアクセスすることができるので、商材の最新情報をその場で確認して顧客に提示したり、商談の進捗状況をリアルタイムでチームに共有したりすることが可能になります。
 

セルフサービスポータルによりサポート負荷を軽減

Liferay DXPのフォームやワークフロー、フォーラムなどの機能を利用することで、取引先が自己解決できるセルフサービスポータルを構築することができます。
充実したFAQやドキュメントライブラリ、リクエストの登録やその進捗状況の可視化、申請業務の自動化など、優良なデジタル体験を提供することで取引先の満足度が高まり、問い合わせ対応など取引先に対するサポート負荷を軽減することができます。