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null 分散型エンタープライズ

以前から提唱されていた分散型エンタープライズ(Distributed Enterprises)が、新型感染症によりわかりやすくリモートワークが浸透してきたことで注目されています。前号にて紹介したトータルエクスペリエンスと同様に米Gartner社でも2022年のトレンド予測として分散型エンタープライズをあげています。
 

オフィスワークの衰退とリモートワークの台頭が目立つ中で分散化が急速に求められています。Gartner社では 「2023年までに、分散型エンタープライズの利点を生かしている組織の75%は、競合他社よりも25%速く売り上げ拡大を実現する」 とみています。分散サービスを確実に処理できるように既存の体制を大幅に再構築する必要があります。

分散型エンタープライズとは

分散型企業は、デジタルファースト、リモートファーストのビジネスモデルを反映し、従業員エクスペリエンスの向上、消費者とパートナーのタッチポイントのデジタル化、製品エクスペリエンスの構築に取り組んでいます。バーチャルサービスやハイブリッドワークプレイスの需要を促進している遠隔地の従業員や消費者のニーズによりよく対応していきます。
 

オープンソースと分散型エンタープライズ

既存の企業をオープンソースの分散型にすることで、中央集権的な企業の代わりに新しい経済を創造することができるとオープンソースコミュニティで強調されています。囲い込みのあるオープンソースライセンスとは異なり透明性のあるオープンソースの運用を中核で維持する企業を分散型エンタープライズと表現しているケースもあります。
 

分散型エンタープライズを実現するセキュリティ

イントラネットの閉じられたネットワーク環境では従業員やパートナーが分散したリモートワークが実現できなくなります。ネットワークの境界をなくしセキュアであり続けるだけでなく、社内システム/サービスの需要が増加することに対してネットワーク管理の簡素化も同時に求められます。
 

Liferay DXPで支える分散型エンタープライズ

従業員の在宅勤務が爆発的に増えましたが、これ以前から本社支社の拠点間を繋ぐ場面でポータル製品は活躍してきました。従業員や拠点が分散しても情報は集約されている必要があり、ここで社内ポータルが求められています。カスタマイズ性の高いLiferay DXPでは社内システムの統合において柔軟な対応が可能となります。