Webプラットフォーム

ポータルとは、WebサイトやWebアプリケーションを形成するためのソフトウェアプラットフォームです。ポータルには複数の機能が追加でき、豊富なWebアプリケーションから最適な選択をすることができます。以下の図はポータルの一般的な使い方の例です:

Webサイトの簡単な形成(ガジェット、ポータル、ページ、テーマ、ナビゲーション)

ポータルプラットフォーム上でポータルページにポートレットやガジェットを追加するだけで、Webサイトを簡単に作ることができます。ポータルWebサイトは、テーマ(ヘッダ/フッタや共通のルック&フィール)やページのセット、ナビゲーション(メニューバー)、ポートレットとガジェットのセットを組み合わせます。

ゲスト向けページ/認証済ユーザ向けページの切り替え

ポータルWebサイトでは、ログインの有無により異なるコンテンツを表示させることができます。 例えば銀行のWebサイトで、その銀行のサービス、特別オファー、連絡先などを誰でもアクセス可能なページに記載しておく一方で、ログインした顧客にだけ口座情報、請求書の支払、ローン追加などの追加コンテンツを提供するといったことが可能です。

ロールベースのコンテンツ配信

さらにポータルでは、ユーザによって異なるデータを表示するようなWebサイトを簡単に開発できます。例えば、銀行のWebサイトではゲスト向けページと認証済ユーザ向けページを分ける以外にも、様々な種類の顧客ごとに違うページを見せることができます。たとえば、普通のアカウントでは基本的なサービスやページが利用できますが、商用アカウントから更に追加的なページを利用できる、などが可能です。

自由なコミュニティページ

ポータルでは、エンドユーザがページを定義できます。ページには予め用意されているポートレットやガジェットからコンテンツを追加することができます。またそのページにアクセス可能なユーザも定義できます。こうした機能を通じて、チームメンバはコミュニティサイト内でコラボレーションを行うことができます。

複数言語と複数のプラットフォーム

Webサイトは一通り開発された後も、複数の言語と複数のプラットフォーム(例:スマートフォン、タブレット)からの利用を可能にする必要が出てくることがあります。ポータルでは、様々な種類のエンドユーザ向けページの開発やマネジメントを簡単に行うことができます。

※ ページ中の図はLiferayサイト( http://www.liferay.com/ )からの転用です。