null Liferay DXP の新機能の紹介(2023年~2024年) - データ連携・データ統合編

こんにちは。おおたにです。

 

今回は2023年~2024年あたりのLiferay DXP 四半期毎リリースで追加された新機能のうち、データ連携・データ統合関連のものを紹介します。実際には多数の新機能・機能改善が行われていますが、ここではそのうちのいくつかをピックアップして紹介します。

 

SCIMを利用した自動ユーザプロビジョニング

ユーザ情報交換の標準仕様であるSCIMに対応し、ID管理基盤とSCIMで連携することでユーザプロビジョニングを自動化することができるようになりました。利用するためには機能フラグの クロスドメイン ID 管理システム (SCIM) (LPS-96845) を有効にする必要があります。

詳しくはLiferay LearnのSystem for Cross-domain Identity Management (SCIM)をご参照下さい。

 

外部システムのデータの管理

ベータ機能ではありますが、Salesforce及びSugerCRMのデータをLiferayのObjects機能で透過的に管理できるようになりました。機能フラグの プロキシオブジェクト(LPS-135430) を有効にすることで利用できるようになります。

詳しくはLiferay LearnのManaging Data from External Systemsをご参照ください。

 

ノーコードでのAPIアプリケーション作成機能

こちらもベータ機能ですが、管理UIからAPIアプリケーションを作成することができるようになりました。バックエンドのデータ永続化はオブジェクト機能で行われますが、エンドポイント名からリクエスト、レスポンスのスキーマをUI上で簡単に定義・作成できます。機能フラグの API ビルダー (LPS-178642) を有効にすることで利用できるようになります。

詳しくは Liferay LearnのAPIビルダー をご参照ください。

 

この他、オブジェクト機能データセット機能なども大きく機能追加・機能改善が行われ、ますます実用的になってきています。これらについては別のブログ記事で紹介したいと思います。

 

今回の紹介は以上です。上記の他にも多数の機能追加/改善が加えられておりますので、是非最新のLiferay DXPをお試しください。

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