null Liferay 7.4で非公開ページを利用する

こんにちは。おおたにです。

 

Liferay 7.4では、デフォルトの設定では非公開ページが使えなくなっています。今回は、その非公開ページを利用できるようにするための設定を紹介します。

 

公開ページと非公開ページ

Liferayでは、ページを作る際に公開ページと非公開ページを選択することができます。

公開ページ:誰でもアクセスできるページ

非公開ページ:Liferayにログインしたうえで、許可されたメンバーのみがアクセスできるページ

LiferayでWebサイトを作成する際は、そのサイトのアクセスポリシーに従って公開ページと非公開ページを使い分けながらページを作成していきます。ところが、Liferay 7.4のデフォルト設定では、ページ追加時に公開ページ/非公開ページを選択できず、「ページ」を選択すると公開ページが作成されます。

Liferay 7.4 Update22以降では、デフォルトでは非公開ページが作成できなくなってしまいました。以前のバージョンのLiferayをお使いの方には大きな違和感があるかもしれません…。

 

非公開ページを利用する

非公開ページを利用するためには、Liferay管理者でログインし、以下の設定を行う必要があります。

1. アプリケーションメニュー > コントロールパネル > システム設定 > その他 > リリース機能フラグ をクリックする

2. 「無効な機能」で「非公開ページを無効にする」を選択して「保存」をクリックする(分かりにくいですが、「非公開ページを無効にする」機能を無効にする、という設定です)

以上で設定完了です。改めてサイトページ管理画面を見てみると、非公開ページが作成できるようになったことが分かります。

 

参考までに、非公開ページへのアクセスはサイトメンバー管理で制御することができます。ユーザーを直接サイトメンバーに追加する他、組織やユーザーグループ単位で割り当てることもできます。

なお、ページの権限を変更すればサイトメンバー以外にもチームやロールに応じたアクセス制御を行うこともできますが、それはまたの機会に紹介したいと思います。

 

今回の紹介は以上です。皆様も是非非公開ページを利用したWebサイトを作成してみてください!

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