null Liferay DXP 7.3 新機能の紹介(2)

こんにちは。おおたにです。

 

2020年10月にLiferay DXP(Liferay有償版)の新バージョンであるLiferay DXP 7.3がリリースされました。様々な新機能や機能改善がなされていますので、2回に分けてLiferay DXP 7.3の新機能を紹介していきたいと思います。

7.3では特にページ/コンテンツ作成者やサイト運用者向けの実務的な機能が充実した印象がありますが、2回目の今回はページやコンテンツの作成に関する新機能を紹介します。

 

サイト/ページデザイン関連の機能

Liferay DXP 7.3ではサイトやページのデザインに関する機能が大幅に強化されました。

これまでのテーマ、フラグメント、ページテンプレートに加え、新たにスタイルブック(Style Book)とマスターページ(Master Page)と呼ばれる機能が追加され、サイト管理者レベルでより柔軟にサイト/ページデザインを制御することができるようになりました。

スタイルブック

スタイルブックはサイト内で定義できるスタイル(css)のセットで、ページ毎に適用することができます。スタイルエディタで簡単に編集することができ、デザインの一貫性を担保しつつより簡便にサイトレベルでページデザインを変更することができます。

 

ページ作成関連の機能

マスターページ

サイトのページで共通の部分(例えばヘッダやフッタ、サイドバー等)を定義することができます。これまでは一般的にテーマで定義していましたが、マスターページを利用するとサイトレベルで定義を作成して適用することができます。

Undo(元に戻す)とRedo(やり直し)

ページデザイン編集時にUndoとRedoができるようになりました。画面上部のアイコン、もしくはショートカットキー(Ctrl+z / Ctrl+Shift+z)で変更を元に戻したりやり直したりできます。

コレクション表示

コレクション表示(Collection Display)フラグメントはコレクションとリンクさせて手動もしくは動的に選択されたアセットのセットを表示するためのフラグメントです。他の基本コンポーネントフラグメントと組み合わせることで柔軟なアセット表示を可能にします。

レイアウトエディタのレスポンシブ対応

画面上部のレスポンシブアイコンで、レスポンシブの挙動を確認しながらページ編集を行うことができます。

フラグメント構成の保存と再利用

コンテナフラグメントの構成を保存し、再利用することができるようになりました。同じような構成を複数作成する場合などに、ひな形として利用することで効率よくページを作成することができます。

 

コンテンツオーサリング/管理関連の機能

アセットライブラリ

アセットライブラリはサイト横断で共通のコンテンツを保持/提供し、サイトを跨いでアセットを再利用する仕組みです。サイトのコンテンツ作成者はアセットライブラリに入っているコンテンツを利用できるため、コンテンツ作成者の手間の軽減とサイトを跨いだデザインの一貫性などに寄与します。

コンテンツダッシュボード

ユーザがアクセスできる全てのサイトやアセットライブラリのコンテンツについて、カテゴリ(2軸まで設定可能)毎のアセット数をグラフ表示します。また、特定のカテゴリに該当するアセットを絞り込み表示して情報を表示したり編集したりすることもできます。大量のコンテンツがある場合に目的のコンテンツを探したり確認したりするのに役立ちます。

カテゴリのビジビリティ設定

カテゴリにビジビリティを設定できるようになりました。internalとpublicがあり、internalの場合はページ上に表示されず、検索とカテゴライズでしか利用されなくなります。

新しい翻訳UI

コンテンツの翻訳UIが新しくなり、2言語並べて編集できるようになりました。

翻訳用のコンテンツのエクスポート/インポート機能

外部の翻訳サービスの利用を想定して、コンテンツをXLIFF形式でエクスポート/インポートすることができるようになりました。

 

公開機能

公開機能はLiferayインスタンス横断でページやコンテンツの変更/差し替えを管理するための仕組みです。コンテンツ作成者はキャンペーンやプロモーション用のコンテンツやページを予め用意しておき、確認してから公開することができるようになります。同時に複数のバージョンの公開を管理することもできます。ステージング機能と併用できない点には注意が必要です。

 

今回は以上です。皆様も是非Liferay DXP 7.3の新機能をお試しください。

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